大規模修繕工事の流れ
発意、大規模修繕工事専門委員会の設置
STEP 1建物の調査診断段階
建物の劣化状況を技術者が調査します。
屋外防水・外壁塗装・タイル仕上げなどの共用部分の劣化状況を目視・打診、物性試験などを行いチェックします。
バルコニーなどの専用使用部分についても、アンケートや現地調査により把握します。
STEP 2大規模修繕工事基本計画作成段階
調査・診断の結果を踏まえ、改良・改善が必要及び望ましいのはどこかを見極め概算工事費を算出します。
資金計画の検討も踏まえて、修繕工事の範囲を確定します。
STEP 3工事発注段階
修繕のための工事仕様書、数量表を作成します。工事会社の候補を選定し、工事仕様書、数量表に基づき工事費見積を徴収します。その後、工事内容・金額について調整の上、工事会社を決定します。
STEP 4工事着工準備段階
工事会社が工事計画(工程・仮設計画・搬入計画・防犯計画など)を作成し、住民説明会を開催します。
STEP 5工事段階
工事会社が安全・品質・工程・費用面で責任を持って工事を行います。
監理者が工事監理を行い、工程・品質・安全・予算を管理します。
工事完了後のアフター検査
1年目・3年目など各種工事の保証期間内の各期限年に工事会社が点検を行います。